2014-01-01から1年間の記事一覧

備忘:続 「ポスト四六答申」

ブログの更新もなく下書きばかり書き溜まりゆく年の瀬、みなさまいかがお過ごしでしょうか。昨年翻訳がでたということで、今年の春学期・学類ゼミではボルタンスキー&シャペロ(三浦直希他訳)の『資本主義の新たな精神』(ナカニシヤ出版, 2013年)を学生…

座談会「「学び」は共通言語化できるか」@ひとなる書房『現代と保育』90号(特集・保育の現場で「学び」を考える)

おまっとさんでした (キンキンこちらで予告(ほのめかし)しておりました座談会の模様を収録した雑誌が無事刊行されたようです。保育・福祉の専門出版社、ひとなる書房 さんから季刊ででている『現代と保育』 の90号、特集は「保育の現場で「学び」を考える…

「日本の近代化と私立学校」と「『保護と遺棄の子ども史』合評会」 (比較教育社会史研究会2014年秋季例会プログラム)

昨日に続いての連投であるが恒例の。比較教育社会史研究会2014年秋季例会が近づいてまいりました。今回は、気鋭の若手研究者2名の報告による「日本の近代化と私立学校」セッションと、「叢書・比較教育社会史」9巻目、「展開編」2巻目となる沢山美果子・橋本…

某誌座談会メモ

某日、某所において、某誌最新号に掲載予定の特集座談会に参加してきた。保育(関係)者向け雑誌であり、「保育のなかのあそびと学び(仮)」というのが最初に与えられたテーマであった。当日の議論の展開をうけて実際に掲載される記事の題名は変わるだろう…

第4回 教育の歴史社会学コロキウム

さて、下記の通り、教育の歴史社会学コロキウムの第4回が開催されるようです。研究発表2本です。少しずつ報告者の幅を広げていこうというのもあるようですので、報告機会を探している方も一度参加してみてはいかがでしょうか(茶話会、なる時間帯に佐々木さ…

方言

昼飯がてらうっかりつけたBS日テレの「ゼロの焦点」(真野あずさ主演。1991年火曜サスペンス劇場)が面白すぎてつい最後まで見てしまった。「松本清張作家活動40年記念スペシャル」で脚本は新藤兼人。私などは教養がないので広末涼子主演2009年映画版としか…

「総合学習で家庭環境による成績の格差は拡大するので総合学習は廃止すべきである」

...というエントリ名がミスリーディングであるのは、毎日新聞の記事の「総合学習:成績向上 推進校、学テ結果 専門家「拡充を」」という見出しがそうであるのと同様だ(英作文しなさい)。当該記事の見出しは、「学力テストの結果をみると総合学習を推進…

追悼 春一番

昨夜書いたときはそんなこと考えてもいなかったが、一夜明けて、ちょっとネットを眺めていて、公開のところにもってこようと思いなおした。冠番組をもつとか、「天下を取る」というようなこととはまったく無縁の芸人だったが、一部の人びとにはたしかに愛さ…

アイナメ

「なんであれ私が作った魚の煮付けは世界でいちばん私の口にあう」ひさしぶりに納得のいく味付けに仕上がったので、そんなようなことでも書き込んでFacebookに写真アップしてやろうと(あそこはそういう掟になっている場所らしい)、ガラケーを取りだした私…

彼の話

「先生に悪気がないことはわかっていますし、たぶんご自分では気づいていらっしゃらないのだと思うのですが、」と、その学生は私のある講義終わりのレスポンスカードに書いていた。「先生はとても簡単に“バカ”という言葉を使います。はっきり言って不愉快で…

「教育の論理」

正直しんどい(報告)先日司会を務めた「教育の歴史社会学コロキウム」終わりの懇親会でも途中で力尽き、思いっきり舟を漕いで寝てしまったことであり、報告者の先生はじめ周囲の方には大変失礼で申し訳ないことをした。そんなわけで、リハビリがてら備忘。…

みなし

「教育の職業的レリバンス」というときに「レリバンス」なるものの存在を実体視する人が多い。むしろ否定派に多いかもしれない。だが某先生流にいうなら、それはまずは「みなし」の問題である。実践者や推進派は「みなし」を「わがもの」としてやらないと「…

第3回 教育の歴史社会学コロキウム : 戦時と戦後をつなげる視角

おいあのエントリの続きはどうなった、とか聞こえてくる囁きを華麗にスルーしつつ告知であります。「教育の歴史社会学コロキウム」の第3回は岩井八郎さん(京都大学)と菅山真次さん(東北学院大学)というヘビー級2人によるご報告です。テーマは「戦時と戦…

エアテーマ部会 : 〈戦後教育〉の歴史社会学

某学会でテーマ部会の募集というのをやるのですが、お役目の必要上、テーマ部会とその趣旨文の案を一つ用意しておりました。諸般の事情で実現はなくなったボツ企画ですが、備忘までここに貼り付けます。もしも「うん、こういう部会あったらいいじゃん」と思…

盛会御礼:「戦後日本社会における都市化のなかの世帯形成と階層構造の変容」

規模の面でというよりは、得られた知的刺激という点で。それも受けていたのは私だけという話もあるわけだが。前エントリでお知らせした通り、先日、「戦後日本社会における都市化のなかの世帯形成と階層構造の変容」と題する二次分析研究会の成果報告会が開…

二次分析研究会2013 課題公募型研究成果報告会(中間報告)

ちょっと話は変わりますが、こういうの(PDF)があります。直前ですが参加希望があれば事前申込みをお願いします。今回は中間報告です。1965年データの復元作業をやっているので、データ紹介とほんのさわりの分析等にとどまりますが、お知らせまで。一緒に報…

“広田・橋本・岩下編 『福祉国家と教育』を読む(提案)” 前編 (てか前置き)

いや書いた人の一人なわけですが、という話ではある。そしてあらかじめ断っておきたいが、本エントリは前置きだけに終始する。それにしても、この本(広田照幸・橋本伸也・岩下誠編『福祉国家と教育――比較教育社会史の新たな展開に向けて』昭和堂、2013年)…

比較教育社会史研究会2014年春季例会プログラム

恒例の。研究会第二期叢書の第一巻として『福祉国家と教育』(昭和堂)を刊行してすでに幾月、売れ行きがあれでなにしてるみたいです。大学にお勤めのみなさん、ちゃんと研究費は使い切りましたか? もしあれでしたら、なにしてください。と、冗談はそれぐら…

第2回「教育の歴史社会学コロキウム」

コロキウムのMLではもう1か月も前に告知されていたわけですが。。。なので、ほんとに興味のある人は――日程があわず実際の参加はなかなか難しくても情報だけでいいから欲しい、という人などは――、その旨世話人の方に連絡すればMLに登録されますので遠慮なさら…

『ある精肉店のはなし』をみたはなし

年明け初回のエントリに去年の話というのもなんだが、年の瀬の空いた時間に映画を観てきた(※例によって最低限の注意は払ったものでありますが、以下、一定のネタバレを伴うことをお許しください)。 『ある精肉店のはなし』(監督:纐纈あや, 2013年, 日本…