2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧
この半月ほど信じられんぐらいに身辺あわただしく,ほとんど知的に前進できておらず.まあいい機会でしたが.そろそろ転機というか,まあ自分の来し方行く末を考えるというか.9月10月11月という秋の季節は私の勤務する大学(私立教員養成大学)にとっ…
前エントリで紹介しました比較教育社会史研究会2009年秋季例会ですが,今回の初日の「若手部会」セッションは「若手部会」の独自企画だそうですぞ(→「シニア」会員の方々!)ふだん本研究会に来慣れている「シニア」会員の方々,そこんところふだんの例会と…
ここ数年,唯一継続的かつ主体的に参加しつづけている学会「もどき」.「学会」じゃないから.あんな形式的な場所じゃないから.いろいろ経緯があったようで,当初予定されていたものから若干の変更を加えて決まったようです(もしかしたら報告者に追加があ…
結構な数の「研究者」の方とざっくばらんに,しかしかなりのガチで長時間話し込む.「教育」をめぐり.ずっと「教育」の近辺でいろんなことを調べたり考えたりしてきたつもりだったが,自分が根本的なところで「教育を考察する」ことの勘所をはずし続けてる…
今日は前期に行われた講義の学生評価アンケートの結果が送られてきた.それをもとに自己点検評価報告書なる作文をする.自由記述欄も全部打ち出されている(どの部署の事務職さんがやらされているのですか,大変な作業ですよ,これは).だいぶ元気をもらう…
これは質の低い雑感である.詰めた考察は改めて行う(どうせそういう機会がすぐくる)....という保険をかけたうえでいうと,今の日本の教育社会学の「学力」研究は偏向している.「格差」しか見ていない,という意味で.私の気のせいでなければ,そこに…
注目は,「あの人」が日本教育社会学会に帰ってきた! ということだ. 今年は日本社会学会でも発表されるはず.「日本の」「教育社会学の」「ジェンダー研究」がまた動き出すかもしれない,ということです.
われながら最近「教育学」関連ばっかりだな.で,今井康雄(編)『教育思想史』有斐閣. 思想はエビデンスに勝る。(5頁) ほう. 教育思想が変われば,何がエビデンスの名に値するかも変わることになるだろう。エビデンスは教育を考えるうえで無視してはな…
広田照幸『ヒューマニティーズ 教育学』岩波書店,2009年.よい.ここしばらく自分でやってみようかと色気が出ていた類の仕事もすでに大筋でやられているのを確認して読了.とくに3章(2)「教育可能性に向けたテクノロジー」の箇所.もう少し詰めた議論もで…
高原基彰『現代日本の転機―「自由」と「安定」のジレンマ』NHK出版,2009年.編集部よりご恵投いただきました.ありがとうございます.個人的な研究関心と近いところを扱っている部分もあって大変興味深い作品です.パラパラと「眺めた」感じでは,細部を厳…
泊まりがけで集中講義やってきた.何年かに一度ぐらいなら気分転換になっていいかも(毎年やっているが).それにしても自分,講義うまくなったもんだ.4日間でフルに15コマしゃべっても疲れないし学生も寝ないしね.本務校の学生に鍛えられたかね? 感謝…