2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「給食費未納」分は「子ども手当」から天引きするかもの件

鳩山首相が山梨県での自治体首長との懇談後,首長側からの要望を受け,給食費滞納世帯については未納分を「子ども手当」から天引きする形で対応する方向で法案を見直す可能性に言及したようです。私は長期的には,「生まれてきた以上,〈生まれ〉によらずど…

ありやなしや,と

ブログ界隈で地味〜で堅実な資料調査をされている歴史家の様子を垣間見るにつけ,そういう作業がなんにもできていない最近の自分が悲しくなるのであった。ま,ぼく歴史家じゃないっすけど。そんなこんなで現在の職場でやるべきすべての講義を終えた。最後の…

最後の授業

先週の強行軍がたたって半分死んだまま業務をこなした一週間であった.そんなこんなでダラダラやってるうちに今学期も最終週がやってきた.決して楽ではない授業負担のわが本務校,始まった当初は終わりなど来るのだろうかと思うわけだが,やってるうちに1…

くるり2010ツアー決定&そーおん

この2日間,強行軍だったため体調崩れかけ.注意しよう.疲れたときの息抜き.くるりの2010年ツアー日程が決まった模様.リンク貼らんけど「くるり on WEB」で確認してね(ファンクラブからのメール,無断転載禁止,って明記していることに今さら気づいてち…

『識字と読書』への期待

松塚俊三・八鍬友広編『識字と読書――リテラシーの比較社会史』(昭和堂,2010年). この本は多くの人びとに読まれるべき本となろう.まだはまぞうで検索してもでてこない.2月刊予定である.出版社のホームページから入っていくと章立てのみ公開されている…

「メタくん」と「ベタくん」

拙論も掲載されている『思想地図』vol.2(特集:ジェネレーション)ですが,vol.3 &vol.4 のセールスに下駄をはかせてもらって(かどうかは知らぬ)増刷出来.第2刷見本,編集部よりお送りいただきました.ありがとうございます.自分のが載ってるからとい…

比較教育社会史研究会2010年春季大会プログラム

今年も比較教育社会史研究会の春季大会のプログラムが確定したようです.3月27日(土)と28日(日)の2日間,同志社大学今出川キャンパスです.今年はこの前日26日(金)にも関連研究会のプログラムが決まっていて案内も届いていますが,こちらはメンバーシ…

1993年の授業感想文――『授業巡礼〜哲学者 林竹二の残したもの〜』を見て

戸崎賢二先生からお送りいただきました.1993年4月19日の東大教育学部での授業で,戸崎先生が取材・製作されたETV8『授業巡礼〜哲学者 林竹二が残したもの〜』を見たあと提出したと思しき私の感想文である.思ったより長い.A4で1枚書いている.「授業…

(理論科研の予習をかねて)戦後日本の社会構想

高原基彰(2009)『現代日本の転機―『自由』と『安定』のジレンマ』日本放送出版協会.いただいてからずいぶんほっぽってたので(すみません)...「73年の転機」以降を「現代日本」と把握する見方というのは“あり”かもしれん.国際的に普遍的な動向と日本…

[教育[社会][歴史] 対話の相手

比較教育社会史研究会を2002年以来,ずっと引っ張り続けてきた橋本伸也さんの新著を頂いたこともあるので,ちょっとだけ.川本隆史さんからご恵送いただいた「格差原理・デモクラティックな平等・租税による支えあい―“溜め”のある社会をめざして」(日本哲学…

そして新年,あけましておめでとうございます。

新年あけまして(だいぶ経ちましたが)おめでとうございます.2009年の3月末から何を思い立ったか始めたこのブログ(いや一応やる目的はありましたし今もあるのですが).驚いたことにもう100エントリを数えています.正直,自分がこんなに続く人だとは思っ…