2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

捩じれの思想家(?)・佐々木輝雄

結局のところ,問題は,「教育の機会均等」の実質的な保障に関する方法論上の対立をどのように超克するか/しうるか,というところにある。実践上の課題――一斉教授様式/個別化・個性化教育学習――として,そしてまた,制度設計上の課題――単線型学校教育制度“…

「僕達の職業訓練」とは何か――佐々木輝雄講義録より

むかし,いまから15年ほど前,その被差別部落は日本でも有数の大規模部落であったが,1990年代半ばのその時点で私がそこに行ったとき,その地区で現役の高校生は1人しかいなかった。中卒で働くか,高校に入学したとしても1学期のうちに退学するのが通例だっ…

教育学者に問う。

wiki情報なり。堀尾輝久【略歴】1933年,福岡県の職業軍人の家庭に生まれる。元NHKアナウンサーの杉山邦博は実兄...... ん? 元NHKアナウンサーの杉山邦博は実兄...... 元NHKアナウンサーの杉山邦博は実兄...... 元NHKアナウンサーの杉山…

続・佐々木輝雄と「教育の機会均等」――備忘メモ

今日のこれは備忘メモである。まだ読み始めたばかりなので本格的な考察は後日に譲る。私はその前に萬年先生の著書を読まなければならない可能性がある。佐々木輝雄の「『教育の機会均等』概念のパラドックス」という考え方は読み取りが難しい。しかし,これ…

大学教育の記憶

「最近の学生は勉強しない」「非常識だ(受講態度や勉学姿勢その他に関して)」「学力が低下している」「こんなこともできない」「あんなこともできない」...(以下省略)...とぶつぶつ言ってる大学教員がいた場合,ほぼ例外なく,その大学教員のほう…