2024-01-01から1年間の記事一覧

2巻〈研究編〉第2章「〈教育的〉の公的認定と機会均等のパラドックス」――田中萬年先生への14年越しの卒論提出

さて、『公教育の再編と子どもの福祉』【全2巻】合評会(9月29日10時~書評会申し込み_多様な教育機会を考える会出版刊行記念@日本大学文理学部)の予習用と題した連続エントリも今日で4回目、これでとりあえず打ち止めにする予定です。今日は2巻〈研究編〉…

執筆者(=自分)への3つの質問の回答編(2)――1巻1章「「多様な教育機会」と教育/福祉――ジレンマのなかで、ジレンマと向き合う実践の論理」

『公教育の再編と子どもの福祉』【全2巻】合評会の予習用③です。3つの質問のうちの1つ目の質問「①RED研に参加し(続け)たのはなぜですか?」は、前回のエントリ(執筆者(=自分)への3つの質問の回答編(1)――『公教育の再編と子どもの福祉』【全2巻】合評…

執筆者(=自分)への3つの質問の回答編(1)――『公教育の再編と子どもの福祉』【全2巻】合評会の予習用②

9月29日(日)には多様な教育機会を考える会(rethinking education研究会、以下RED研)からでるシリーズ『公教育の再編と子どもの福祉』全2巻の合評会が開催されます。対面参加の申し込み受け付けは終了しましたが、オンライン参加の申し込みは前日28日(土…

「2巻で1冊」、RED本――『公教育の再編と子どもの福祉』【全2巻】合評会の予習用①

次のエントリを書くのが遅れているうちに、明石書店さんのウェブサイトに多様な教育機会を考える会(rethinking education研究会、略称RED研)が出す2巻本(以下、RED本)のページを詳細目次つきで作っていただきました。これで各章の内容がかなり想像でき…

なぜ語「多様な教育機会」をタイトルに含む本を出したのか

2016年4月の立ち上げから8年半、立ち上げ準備から数えると丸9年、活動を継続してきた多様な教育機会を考える会(rethinking education研究会、略称RED研)が近くシリーズ『公教育の再編と子どもの福祉』【全2巻】を明石書店から刊行します。アマゾンにも書影…

「藤田‐黒崎論争」を展開する

このブログを運用していたころに書いていた宿題をここにきてようやく片づけつつあるわたくし。突然身辺整理を始めたわけでも、別に〇期が迫っているわけでもありません念のため。これももう昨年のことになりますが、世織書房から刊行されている『教育学年報…

「誰もが元気になる学校」を作りたい、あるいは「教育機会の平等」について

みなさん、こんにちは。ご無沙汰しております。いかがお過ごしでしたでしょうか。わたしは元気です。というわけで、更新が止まってからもうすぐ丸6年ということのようですが、ひさしぶりに動かしてみます。ブログの書き方もすっかり忘れかけておりますが。も…