先週は月曜にシンポ観覧のため東京に行ったほか,私事でもやや大きな動きがあってたいへん.
そんななか金沢21世紀美術館・シアター21で開催された矢野顕子・出前コンサート「ベーゼンドルファーを弾く vol.12」へ,息抜きに.毎年12月に行われる「さとがえるコンサート」には出かけていますが,今年は金沢で出前コンサートがあるということで,こっちでチケット手配.楽しみにしておりました.
手元のパンフによれば,
シアター21のハウスピアノとしてオーバーホールされたベーゼンドルファーを弾くシリーズに矢野顕子が登場。「ピアノがあるところならどこへでも」という矢野顕子さんによる観客との距離も近いスペシャルなピアノ弾き語りライブです。
という,その通りの2時間ライブ.vol.1からvol.11に誰がやっていたのかは知らず.
すごいアッコちゃんに近いところで見られたので,これまでにない濃密なライブ体験でした.低音部を強調したアレンジによる演奏.鍵盤を叩きながら床を踏み鳴らす激しい地団駄がドラム的な役割をしていて,よい.というか,あんなに力いっぱい足を踏み鳴らしながら全身で演奏してるなんて,あれぐらい小さい会場じゃないとなかなか気づけないっす.
個人的には「あたしンち」,「きよしちゃん」,「ROSE GARDEN」(←低音部強調アレンジ・バージョン)が二重丸.ほかに,奥田民生から「股旅」なども,よし.「きよしちゃん」のラスト,「ど〜したんだい,ヘヘイ,ベイベ〜〜」はやっぱりちょっとしんみり.名エンジニア・吉野金次氏との心打つエピソードも語られつつ,その彼との共同作業として来年2月発売予定の新譜からも何曲か.
同時に開催中の「Olafur Eliasson Your chance encounter / オラファー・エリアソン - あなたが出会うとき」のチケットも友人経由で入手しましたが,当日はそれをくれた友人と一緒に食事をすることにして,展覧会はまたの機会にスルー.3月までやってるし,行くでしょ,そのうち.
その友人に指摘されて初めて気づいた.あそこのレストランからみえる二股に分かれた大木は(松なのかな?),むかし,1年C組とD組の前にあった,窓から見えた,あれなんですね.まだ死なずに生きてたか.感慨ぶかし.
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