心底驚きの年越し

「林竹二」,承前.

私が初めて「林竹二」と出会うこととなった学部生時代の講義「放送教育」だが,それを非常勤で教えにきておられた戸崎賢二先生.

あたかも私はそのお名前をずっと覚えていたかのように前エントリでは書いているわけだが,実はこれ,川本さんとのメールのやりとりで思い出させていただいたものなのである(すみません).

縁は奇なるものというか,戸崎先生,昨年度まで愛知県の大学で教鞭をとられていたそうである...なんじゃめちゃ近いやん?

しかも驚くなかれ,「林竹二」という存在を手がかりに繋がり始めた縁は,戸崎先生に1993年当時の非常勤出講「放送教育」の保存資料を掘り起こさせることとなり,衝撃の資料が発掘されたのである.

1993年4月19日の授業で『授業巡礼』のビデオを見たときの私の感想文(B5感想文用紙),である.所属は「教育社会学 高等教育」.私の名前はよくある名前だが,ここまでくると間違いなく私以外にはいないわけである.

いろいろと驚くポイント盛り沢山のエピソードなのだが,とりあえず,17年も前の授業感想文が保存されているということに心底驚きました.

戸崎先生としても,林竹二や,あるいは「授業巡礼」のことに関しては思い入れもひとしおだからかと推測しますが,できるだけ資料を保存しておかれたようです.とくに「授業巡礼」のレポートに関しては.

さらに驚くなかれ,戸崎先生はこの感想文を私宛にお送りくださるというのです!!

17年前の自分の感想文なんて,自分にとっても異文化接触以外の何物でもありません.ありがたいお申し出を断るはずもなく,お願いしたのは言うまでもない.

ちなみに感想文に記された私の名前の右肩には戸崎先生が当時書いたと思しき二重丸があるそうです.

中身を確認したうえで面白ければここで公開しましょかね.

というわけで,待たれよ新年!

よいお年を.