比較教育社会史研究会2014年春季例会プログラム

恒例の。

研究会第二期叢書の第一巻として福祉国家と教育』(昭和堂)を刊行してすでに幾月、売れ行きがあれでなにしてるみたいです。大学にお勤めのみなさん、ちゃんと研究費は使い切りましたか? もしあれでしたら、なにしてください。

と、冗談はそれぐらいにして、世話役も代替わりを遂げて新たに諸連絡を担当されている岩下さんの言葉を借りれば、「春季例会の午前の部「ヴォランタリズム」、午後の部「教育支援」のいずれのセッションも、『福祉国家と教育』で提示された新たな論点や研究の方向性と密接に関わるものになると思」われる今回、参加される方はぜひご一読を。

比較教育社会史研究会 2014年春季例会プログラム


日時:2014年 3月 15日(土)
会場:西宮市大学交流センター 〒663-8035 兵庫県西宮市北口町1番2号 ACTA西宮・東館6階  


プログラム:


◆午前の部(10:00-13:00): 教育とヴォランタリズム(仮題)
司会:三時眞貴子(広島大学


報告:
・光永雅明(神戸市外国語大学) 「J・S・ミルと「ヴォランタリズム」」(仮題)
・岩下誠(青山学院大学) 「教育ヴォランタリズムはなぜ国家教育を代替できたのか?―国民協会の設立過程の検討から」


コメント:高田実(下関市立大学


◆午後の部(14:00-17:00):「教育支援と排除」科研最終報告セッション
司会:江口布由子(高知工業専門学校)


報告:
・岩下誠(青山学院大学) 「教育支援/排除という視点は教育社会史研究においてどのような意義をもつか―理論的整理と課題」
・塩崎美穂(尚絅大学短期大学部) 「生存支援(児童保護)グループの課題と問題提起―「支援」対象としての家族/子ども/女性」(仮題)
・河合隆平(金沢大学) 「就学支援グループの課題と問題提起―教育/福祉の境界線と生活支援への接続」
・北村陽子(愛知工業大学) 「生計支援グループの課題と問題提起―市場との接合、家族への回収」


(本セッションは、日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C)「教育「支援」とその「排除性」に関する比較史研究」(研究代表者:三時眞貴子 研究課題番号:23531000)研究会との合同開催です)

あ、岩下さんからいただいた連絡には続きがありました。

午後の部のセッションに関しては、最終年度の科研共同プロジェクトであり、最終報告書が2月末日までにできあがるはずですので、研究例会当日以前に、最終報告書をPDFファイル等で、会員の皆様にお送りする予定です。スケジュール的にはタイトですが、ぜひ報告書をご覧いただいてセッションにご参加いただければ幸いです。

ん?

最終報告書が2月末日までに...

最終報告書が2月末日までに...

最終報告書が2月末日までに...

ヾ(゚□゚;)ノ