盛会御礼「公教育の再編と子どもの福祉――「多様な教育機会」の視点から」@日本教育学会ラウンドテーブル

去る8月25日(金)に開催された日本教育学会第76回大会ラウンドテーブル「公教育の再編と子どもの福祉――「多様な教育機会」の視点から」は、おかげさまで50名弱におよぶ方々にご参加いただきました。教室が満杯の状況に戸惑いながらも、たいへんありがたいことと感謝しております。

いかんせん参加者の多さと、あとは登壇者の方々の報告・コメントの重厚さ(≒時間の長さ)のため、あまり議論の時間をとることができず、ほとんどラウンドでもテーブルでもない、テーマ部会的発表の場になってしまったことが若干の心残りです。いろいろとお考えのこと、確認したい点、疑問の点があっただろうと想像します。あそこから、さらに倍ぐらいの時間をかけた議論が可能なぐらい、参加者と報告との分厚さがあったのではないかと思います。

それでも最初にご質問いただいたMさんのご指摘はたいへん正鵠を得るものであり、わたしたちの研究会の今後に向けて、たいへんよい宿題をいただきました。また、2番目のIさんからのご質問も、実践的な視点から「義務教育の前後」をつないで考える必要性にあらためて気づかせていただくものでした。ありがとうございました。

当日朝の北陸地方における大雨のため、登壇者のうち複数人の会場到着が危ぶまれるなど、直前までバタバタしてしまい、いくつか不手際があったことをお詫びいたします。

そのうち、当日配布できなかった畠中亨さんによるご報告「「教育と福祉の連携」が目指すもの――子どもの貧困対策の政策過程分析」のパワーポイント資料については、会場でお約束したとおり、「多様な教育機会を考える会」ウェブサイトのこのページにあるリンク先から 9月17日までの期間限定 でダウンロードできる【終了しました(2017. 9.18)】ようにしてあります。ご入り用の方は、必ず期日までに入手してください(締め切り後のご要望にはお応えできませんので、悪しからずご了承ください)。

今回いただいた宿題を精査したうえで、引き続き研究会での検討を発展させ、近い将来、ふたたびみなさんにイベント告知ができるよう精進いたします。よろしくお願いいたします。

なお、「多様な教育機会を考える会」はつねに新規参加希望者に開かれておりますので、ご関心の向きは上記ウェブサイト・ホームページにある事務局宛てにメールをお送りください。

取り急ぎ御礼かたがたご報告まで。<(_ _)>