比較教育社会史研究会2012年秋季例会プログラム
「比較教育社会史研究会」でググったときに拙ブログじゃなくて関西学院大学のリポジトリがトップにくるように誰か細工をしてください(懇願)。
直前のお知らせとなりますが、きたる10月28日(日)、青山学院大学・渋谷キャンパスにおいて比較教育社会史研究会の2012年秋季例会が開催されます。今回は「イスラームと教育」セッションと「福祉と教育」部会による合評会の二部構成です。両セッションとも、それぞれ別個の科研費プロジェクトとの合同開催となりますが詳細は省きます。
日時:2012年10月28日(日)
会場:青山学院大学・渋谷キャンパス 総研ビル(14号館)9階・第16会議室
午前の部(11:00〜14:00):「イスラームと教育」部会セッション
司会:秋葉淳(千葉大学)
報告:
上野雅由樹(東京外国語大学・学振特別研究員)「帝国末期オスマン・アルメニア人の学校選択」
藤波伸嘉(東京大学大学院総合文化研究科・特任助教)「アラブ・トルコ・タタール――青年トルコ革命のメディアと政治」(仮)
午後の部(15:00〜18:00):「福祉と教育」部会セッション
河合隆平『総力戦体制と障害児保育論の形成――日本障害児保育史研究序説』(緑蔭書房、2012年)合評会
午後の合評会の対象となった本の著者である河合隆平さんは金沢大学にお勤めで、障害児保育史研究の俊英。た! だ! 本が手に入りずらい。んんまあしょうがないか。みなさんなんとかしましょう。がんばってください。
評者のお一人はいわずと知れた『総力戦体制と「福祉国家」――戦時期日本の「社会改革」構想』(岩波書店、2011年)の著者である高岡裕之さんです。
なお、今回の例会とは直接関係ありませんが、本研究会と関連の深い著書として、午後の部の司会を担当される三時眞貴子さんの『イギリス都市文化と教育――ウォリントン・アカデミーの教育社会史』(昭和堂、2012年)という本もあります。
さらにその昭和堂から本研究会と関連した別の編著書刊行の予定もあります。ここでご紹介した10周年シンポジウムを元にした各論者の相互応答的論文集とでもいえるものへと形をなしつつあります。順調にいけば拙稿も載るやもしれません。刊行の目途がたちましたら詳細をご紹介することといたしましょう。
ということで。
- 作者: 河合隆平
- 出版社/メーカー: 緑蔭書房
- 発売日: 2012/05
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総力戦体制と「福祉国家」――戦時期日本の「社会改革」構想 (シリーズ 戦争の経験を問う)
- 作者: 高岡裕之
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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イギリス都市文化と教育―ウォリントン・アカデミーの教育社会史
- 作者: 三時眞貴子
- 出版社/メーカー: 昭和堂
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