最後の授業

先週の強行軍がたたって半分死んだまま業務をこなした一週間であった.そんなこんなでダラダラやってるうちに今学期も最終週がやってきた.決して楽ではない授業負担のわが本務校,始まった当初は終わりなど来るのだろうかと思うわけだが,やってるうちに15週はたしかに終わりを迎えるわけである.

そして,今学期の最終授業は私の現本務校での最終授業ともなる(予定である).それはおそらく,私が行う最後の「教員養成大学での教職科目」の授業となるであろう.まったく感慨がないわけではないが,自分でも驚くほど淡々と明後日の「最後の授業」を迎えんとしている.

最後に思うのは,私が学部生のときに視聴した林竹二の「授業巡礼」の番組ビデオを今の学生たちにも見せてみたい,ということである.自分の書いた感想文と17年後の学生の書く感想文と,並べて味わうという楽しみはそう誰にでも許されたものでもないだろう.

著作権(もしかしたら肖像権とかも?)などの面でNHKさんに視聴の便を求めるのは難しいのであるが(それは17年前の授業時から分かっていた),どなたか当時の番組を録画したブツをお持ちの方はいらっしゃらないでしょうかねぇ.

ちょっと「最後の授業」への願いを虚空に向かって投げかけてみた.