方法論的考察(補助線ver.)

「方法論的個人主義」vs.「そうでないもの」(「方法論的社会主義」でもなんでもよい)というのもそうだけど,そういうふうに「方法論」の構想が分節できるという話と,具体的な方法実践が存立可能かとか,その説明力の水準が学術研究として妥当か否かという問題とはまだ別もののように思う.

学術界における,ある特定の具体的研究テーマのもとでの言説闘争のさなかでは,抽象的な方法論上のエクスキューズはなかなか通用しない.

以下,不定期に,またつづく.